ニチアサ聖地巡礼 群馬県吾妻郡高山村「県立ぐんま天文台」


 群馬県吾妻郡高山村の「県立ぐんま天文台」を訪問した記録です。


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=施設の概要=

 群馬県立の施設で、吾妻郡高山村に位置しています。群馬県の人口200万人、日本人初の女性宇宙飛行士となった向井千秋さんを記念して、観測研究と県民への教育・普及を目的に作られました。メインとなる大型の天体望遠鏡はもちろんの事、施設内の展示には理科の実験設備の様に観測の原理について体験できるコーナーがあります。
 特撮ロケ地として誰もが見た事ある屋外のモニュメントは、大昔の観測施設を再現したものになっています。(後述)


参考(外部リンク) ※2019.9.29確認
県立ぐんま天文台ホームページ
http://www.astron.pref.gunma.jp/


=アクセス情報=

 公共交通機関は無いとのこと…。基本的には車でしか行く事ができません。
 元々が県民向けの公共施設である事、また人工光で観測が阻害されない場所に作られていますので、県外からの訪問が難しくなるのは仕方がないと思われます。


参考(外部リンク) ※2019.9.29確認
県立ぐんま天文台ホームページ、アクセス
http://www.astron.pref.gunma.jp/guidance/route.html


=周辺の探索=

 一般車は駐車場まで、天文台のある高台までは遊歩道を登る必要があります。車の光で観測が阻害されない様にするための配慮です。高山村では、元が山々に囲まれて都市部の光が届かない環境である事に加えて、人工光の抑制をする「光環境条例」が制定されており、村全体で星の観測環境を守っています。

 ちょうど上越新幹線が天文台の西側を通っています。地図上では、天文台行きの三叉路を登り始めた少し先を通っていますが気配がありません。この付近は15㎞前後もの長大なトンネルが連続しており、新幹線は街や農地の地下を通り過ぎ、高原地帯の下を貫いて北上しています。天文台の付近は「中山トンネル」の途中となっており、新幹線を通すため日本の歴史に残る大トンネル工事が行われていた場所です。自然に囲まれた静かな地域ですが、かつては悪条件の中で難工事に多くの糸人が尽力し、技術発展の礎となった地でもあります。

写真1.案内看板

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 天文台へ向かう坂道に看板が立っています。施設案内に加え、有名なゆるキャラである「ぐんまちゃん」が天体観測する姿が。
 昼間の施設見学は自由ですが、夜間では実際に天体観測する事も可能との事。また、観測イベントも様々行われている様です。イベントの詳細については公式ホームページで案内されています。


参考(外部リンク) ※2019.9.29確認
県立ぐんま天文台ホームページ、体験・イベント
http://www.astron.pref.gunma.jp/guidance/experience.html


写真2.熊鈴

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 駐車場からは、徒歩で遊歩道を登っていく事になります。遊歩道の入り口には熊鈴が置かれていました…。
山奥なので当然かもしれませんが、個人的に登山等をした事があまり無いのでちょっと面を食らいました。


写真3.施設外観

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 木々に覆われた遊歩道を抜けると立派な建築物が現れます。奥に見えるのが、大型望遠鏡が設置されているドームです。
中に入ると受付や売店コーナー、観測写真の展示、実験設備や太陽光分析のコーナー、大型望遠鏡の観測室の見学といった順路になっています。時間によっては、望遠鏡や施設の解説等をしてもらえるツアーも行っているとの事。(上記の「体験・イベント」ページにタイムスケジュール記載有り)


写真4.屋外モニュメント群

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写真5.サムラート・ヤントラ

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 天文台施設の向かい側の広場が、ニチアサ視聴者にはお馴染みの場所。
 沢山設置されているオブジェは飾りではなく、「ジャンタル・マンタル」というインドの天体観測施設を再現したものです。もっとも大きなもの(写真5)は「サムラート・ヤントラ」という、日時計としての役割を果たすもの。その他の「ラシバラヤ・ヤントラ」は、占星術に用いられるものとの事で、黄道12宮に対応する12基が設置されています。


参考(外部リンク) ※2019.9.29確認
県立ぐんま天文台ホームページ、屋外モニュメント
http://www.astron.pref.gunma.jp/instruments/outdoor.html


写真6.ストーンサークル内部(その1)

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写真7.ストーンサークル内部(その2)

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 広場の先にある神殿の様な構造物は、ストーンサークルを再現したもの。太陽の位置から暦を知る事ができる、巨大な観測器と言うべきものです。


写真8.霧雨がだんだん濃く…

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 この後どんどん霧雨が濃くなっていき、目の前にある天文台の建物がぼやけてシルエットしか見えなくなるほどになってしまいました。麓では多少雲が出ているとはいえ気にならないぐらいでしたが、だいぶ高いところまで来ているためか、天気が全然違いました。山の天気は変わりやすいと言いますが…。
 もちろん天文台の施設も見学したのですが、天気が悪すぎて太陽光分析の展示コーナーが休止していました。

 この日は真っ白で何も見えませんが、本当は周りには雄大な景観が広がっているはず…
 なお、天気が原因だったのかもしれませんが、スマホの電波は不安定。その場でTwitterに写真を載せようとしたところ送信できませんでした。


写真9.ストーンサークルから空を見上げる

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 ストーンサークルの広場は、「仮面ライダービルド」ではパンドラタワーの頂上として何度か使われています。星を狩り、滅ぼしたらまた次の星へ移動を繰り返すブラッド族のエボルトでしたが、決戦の地であるパンドラタワーの頂上は、星を観測するための建造物の中で撮影されていたという事。ストーンサークルのミステリアスな雰囲気もさる事ながら、エボルトにとってはベストマッチなロケ地だと思います。





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